鞍馬口通
加茂街道の出雲路橋西詰から西大路通りの金閣前まで鞍馬口通りを行きました。
鞍馬口というと、鞍馬山の近くと思われるみたいですがまったく違っていて、出雲路橋西詰を鞍馬口といい、鞍馬へ行く鞍馬街道の起点になります。
出雲路橋西詰に鯉の養殖場があります。見学可ということですので入ってみました。
上善寺は六地蔵の一つ、鞍馬口地蔵が安置されています。境内には誰も人がおらずひっそりとしていますが、六地蔵参りの時は大勢の参拝者で賑わいます。
地下鉄鞍馬口駅烏丸通り沿いに、おすすめのてんぷら屋があるということを聞きましたので、そこでランチをしました。美味しくリーズナブルでよかったです。
烏丸通りから西に行くと、近衛家別邸で小松帯刀の寓居であった御花畑屋敷跡の石碑があります。坂本龍馬仲介の薩長同盟がここで結ばれたと言われています。大久保利通邸の茶室・有待庵は御花畑屋敷から移築したものと考えられています。
新町通り沿いに京の三長者の一人で、金工で財をなした後藤家の邸宅跡の擁翠園があります。説明板にもありますが、この地は室町期の管領・細川満元邸と伝え、後に徳川家康が後藤長乗に土地を与えたもので、代々後藤家の屋敷となりました。
船岡山のふもとに船岡温泉があります。今回、入湯はしませんでしたが、機会があれば入りたいと思います。
(2019年9月29日)