嵐山花灯路の最終日
嵐山花灯路は今年で終了するとのことで、最終日に行きました。最初で最後の嵐山花灯路です。17時からですが、早めに嵐山に入りました。
法輪寺に行きました。ここの本尊は虚空蔵菩薩で干支が丑虎の人の守護神となります。狛犬も牛虎です。また、ヒツジは虚空蔵菩薩の化身と言われ、ヒツジが祀られています。
多宝塔は閑院宮載仁親王の発願で伊東忠太が創建しました。明治時代の比較的新しい堂宇です。
大悲閣千光寺は桂川渡月橋の上流にあり、星のや旅館のところから山を登っていきます。千光寺は角倉了以が、大堰川開削で犠牲になった人を弔うために、この地に再建したと言われています。本尊は了以の念持仏・千手観音です。
観音堂は山の上に建っていて、そこからの景色は絶景です。そろばんでできた三重塔は貴重なものです。和尚さんに聞くと、了以の子孫がそろばんを製造している関係で、奉納されたとか。
日がくれて花灯路の明りが点燈しました。
観光客はそこそこいますが、外国人の観光客がいないからでしょうか歩けないほどではなかったです。竹林の明りは見た目よりも、写真に撮ったほうがきれいです。
大堰川から山を照らしていて、樹氷の雪山のように見えました。きれいです。
(2021年12月19日)