仁和寺金堂、御影堂
京の夏の旅で、仁和寺金堂と御影堂を拝観しました。
金堂は御所紫宸殿を新設したために、旧紫宸殿を移築したものです。
阿弥陀三尊、四天王、梵天、帝釈天など配置されていました。金堂内は彩色の西方極楽浄土が描かれていました。
阿弥陀は南面していましたが、浄土教系ではないのでそういうこともあるかと。
御影堂には弘法大師、開基の寛平法皇(宇多法皇)、仁和寺二世の性信法親王(三条天皇第四皇子)の三尊が祀られています。
仁和寺初代門跡は覚行法親王(仁和寺三世)と思っていましたが、仁和寺パンフレットには性信法親王が宇多法皇の法流を継承したことで、仁和寺住職を親王が継承する契機になったとあるので、性信法親王が初代門跡と読み取れます。
(2022年8月11日)