護王神社
謹賀新年。
参拝者が多いとは思っていましたが、予想以上に多かったです。そんなに広い境内ではないので烏丸通りにも並ばれていました。
祭神は和気清麻呂と姉の広虫(藤原百川、路豊永含む)です。元は、神護寺の境内で清麻呂の霊社として祀られていたと言われています。和気清麻呂が九州宇佐八幡宮へ皇位継承の神託を確かめるため参詣した折に、猪が道鏡の手のものから清麻呂を守護したという故事から、猪守護の神社として、足腰の守護をご利益としています。
拝殿には木彫りのいのししがWELCOMEしていました。
摂末社に久邇宮家御霊殿がありました。京都御苑に伏見宮朝彦親王の屋敷跡がありますが、朝彦親王は久邇宮家祖として知られています。久邇宮家は明治維新で東京に移り、どういう由来でここに御霊殿があるのかわからないですが、機会があれば調べたいと思います。
休憩所に参詣者が奉納された猪関連の置物、ひょうたんなどが展示されていました。
(2019年元旦)