2021-12-20 賀名生 奈良県五條市の賀名生皇居跡に行きました。 南北朝時代に、後醍醐天皇をはじめとする、大覚寺統の天皇が奈良に逃れた時の皇居の一つです。 賀名生の地名は、もとは穴生で、後村上天皇が南朝に統一されることを願い、「かなう」という字をあて「賀名生」としたと言われています。北朝三上皇はここに連行されたことで、北朝に天皇がいなくなったので、急遽、出家予定だった弥仁親王を、後光厳天皇として即位しました。 かやぶき屋根の堀家住宅で、現在KANAUというレストランになっています。 入口門の扁額は天誅組の吉村寅太郎の書だそうです。 (2021年7月17日)