京滋探訪

2013年にブログを開設しました。京都の各地に行って見聞きしたものや感じたことを書いています。

2019-01-01から1年間の記事一覧

千本通

千本通りを鷹峯から納所までのべ三日かけて歩きました。 鷹峯は実質、鷹峯街道ですので、千本通りではないかもしれません。一般的には佛教大学のある、北山仏大前が千本通りの起点となります。 千本北大路交差点の東北角に後冷泉天皇火葬塚、西南に近衛天皇…

番外編 大宰府政庁跡と太宰府天満宮

研究会のメンバーで、10/12-13に一泊二日で大宰府に行きました。 メンバーの一人は地元の方で太宰府を案内いただきました。 政庁は大宰府、地名は太宰府だそうです。「大」と「太」の違いです。 大宰府展示館に大宰権帥大伴旅人の梅花の宴が人形で再現されて…

鞍馬口通

加茂街道の出雲路橋西詰から西大路通りの金閣前まで鞍馬口通りを行きました。 鞍馬口というと、鞍馬山の近くと思われるみたいですがまったく違っていて、出雲路橋西詰を鞍馬口といい、鞍馬へ行く鞍馬街道の起点になります。 出雲路橋西詰に鯉の養殖場があり…

五山送り火 松ヶ崎

半年ほど更新していませんでしたが、時間ができたので書き込みます。 昨年に引き続き、五山の送り火を見に行きました。今年は松ヶ崎です。烏丸線北山駅から八丁街道沿いの宝ヶ池球技場で「妙」だけ見ました。送り火まで思っていたより近くで見れました。 帰…

随心院

随心院も本堂、書院が公開されていました。 こちらは写真は禁止でした。だるま商店のピンクの襖絵だけOKです。 目玉は本堂安置の本尊・如意輪観音像、快慶作の金剛薩埵像、伝定朝作の阿弥陀如来像です。像をさえぎるものがなく、手で触れられるぐらいの距離…

勧修寺

勧修寺もゴールデンウイークの期間に宸殿を公開しています。江戸時代に明正天皇の御常御殿を下賜されたそうです。ありがたいことに写真OKとのことで撮らせていただきました。こんなことはめったにないです。 下は勧修寺棚です。中央の高くなっている棚に天皇…

安祥寺

安祥寺が初公開とのことで行ってみました。創建は848年で仁明天皇皇后で文徳天皇生母の藤原順子の発願で創建されたと伝わります。開基は弘法大師空海の孫弟子で入唐僧恵運です。 安祥寺の五智如来は京都国博に寄託されていて最近国宝に格上げされ、東寺の観…

石清水八幡宮

ゴールデンウイークの期間に石清水八幡宮本殿の特別公開していたので行ってきました。大安寺の行教が宇佐八幡宮を勧請したと伝わります。 石清水八幡宮本殿は男山の山頂にあります。麓に一ノ鳥居(下の写真)があり、山頂まで歩いて行けますが今回はロープウ…

村雨御所瑞龍寺

近江八幡の村雨御所瑞龍寺に行きました。 村雨御所は、叔父の秀吉に切腹させられた豊臣秀次の菩提を弔うため、母の日秀が創建したと言われています。 元は京都の堀川元誓願寺通りの西陣織会館の地にあり、昭和になって秀次がおさめた八幡山城址のこの地に移…

初午大祭

2月初午の日に、伏見稲荷大社の初午大祭に行きました。晴天で多くの参拝者がいました。拝殿の奉納供物が大変立派なのに驚きました。 伏見稲荷大社は主祭神の宇迦之御魂神(うがのみたまのおおかみ)、佐田彦大神、大宮能売大神(おおみやめのおおかみ)、田…

法住寺殿

成人の日に近い日曜日に、三十三間堂の楊枝のお加持に行きました。 この、お加持は、頭痛封じのご利益があると言われていて、法水を柳の枝木で参拝者の頭に振りかけます。当日は、本堂を無料開放していますので、誰でもいただくことができます。 頭痛持ちの…

禅居庵

建仁寺塔頭・禅居庵の摩利支尊天堂へお参りに行きました。ここも、護王神社と同じく、亥にゆかりがあります。摩利支天はインドの神様で、陽炎mariciと言います。mirage(蜃気楼)と同じ語源だったと思います。 陽炎というのは実体のないまぼろしということか…

護王神社

謹賀新年。 今年は亥年ということで、別称・いのしし神社の護王神社へ初詣に行きました。 参拝者が多いとは思っていましたが、予想以上に多かったです。そんなに広い境内ではないので烏丸通りにも並ばれていました。 祭神は和気清麻呂と姉の広虫(藤原百川、…