京滋探訪

2013年にブログを開設しました。京都の各地に行って見聞きしたものや感じたことを書いています。

2022-01-01から1年間の記事一覧

伊予瑞応寺(番外編)

愛媛県新居浜市の瑞応寺に行きました 毎月18日に行われる観音講に参加しました 観音講は本堂にお詣りする前に、輪蔵を回します この、輪蔵は北野天満宮の門前、影向松の近くにあったもので、明治の神仏分離令で、売りに出され瑞応寺に移築されました 足利義…

北野天満宮梅酒まつり

北野天満宮の梅酒祭りに行きました 絵馬所ともみじ苑で試飲できます 梅酒とはいえ、いろんな種類があり楽しめました。 今年で、4回目だそうですが、コロナ下ではありますが、混雑していました。若い方が多かったです (2022年11月5日)

源氏物語ゆかり5

朱雀院は四条通七本松あたりにありました。 嵯峨天皇の創建になります NISSHAさんの敷地内に説明板があります 源氏物語では、桐壺帝の子・朱雀帝(源氏の異母兄)の御所となっています。 夷川通西洞院の夷川児童公園は陽成院の御所がありました。 源氏物語で…

源氏物語ゆかり4

石山寺を拝観しました。 石山寺本堂は珪灰石の上に建っています。そのためか、一部懸け造構造になっています 紫式部がここで源氏物語の構想を練ったと言われています。宇治川畔の景色が「須磨」「明石」の巻と重なります。 そうではないという説もあるようで…

源氏物語ゆかり3

千本丸太町あたり、平安宮の源氏物語ゆかりの地を歩きました。 今では面影はないですが、このあたりが内裏の建物群があったところで、源氏物語の中心となる舞台です。 宜陽殿は、京都御所にもあり、歴代天皇の御物の保管場所です。「若菜上」で、源氏の四十…

源氏物語ゆかり2

大徳寺に行ったついでに、雲林院に寄りました。 ここは源氏物語ゆかりの地で、賢木巻で藤壺と関係を持った源氏が、その後、藤壺が源氏に会ってくれないストレスから雲林院へ出家しようとします。雲林院は源氏の母君・桐壺帝更衣(御息所)の兄が律師として勤…

矢田寺 送り鐘

8/16 矢田寺で、送り鐘を撞きました。 六道珍皇寺の送り鐘とセットでとよく言われます。お詣りは午前だったので、まだ参拝者は少なかったです。 平城京から洛中を転々とし、現在寺町通りの繁華街にある小さな寺院ですが、中に入ると荘厳な雰囲気があります。…

仁和寺金堂、御影堂

京の夏の旅で、仁和寺金堂と御影堂を拝観しました。 金堂は御所紫宸殿を新設したために、旧紫宸殿を移築したものです。 阿弥陀三尊、四天王、梵天、帝釈天など配置されていました。金堂内は彩色の西方極楽浄土が描かれていました。 阿弥陀は南面していました…

鬼切丸(髭切)と薄緑(膝丸)

京の夏の旅で、源氏の重宝 鬼切丸と薄緑を見ました。 どちらも源満仲によって鍛えられ、代々源氏棟梁に伝えられてきたものです。 鬼切丸は別名髭切といい北野天満宮の所蔵で、天満宮の宝物館で展示しています。 滋賀県の最上家に伝来していたものを、北野天…

山科家と山科の歴史展

橘大学図書館の「山科家と山科の歴史展」を見ました。 橘大学のあたりに山科御所、御影堂があったそうです。 山階御所は、丹後局・高階栄子が後白河院より所領を譲られ、建立したものです。 丹後局の子・藤原(冷泉)教成が相続し、公家山科家の誕生となりま…

明石博高

歴彩館に行った時にの明石博高のシンポジウムを聞きました。 明石博高と言えば、舎密局立ち上げぐらいしか知らなかったですが、それ以外でも京都の近代化に貢献したことを知りました。 生家は四条堀川角の薬屋。 儒者・桂文郁に古典医学を、清水寺月照に国学…

源氏物語ゆかり1

昨年の5人会で、会のメンバーで観光ガイドされているMさんに内野の、源氏物語ゆかりの場所を一部案内いただいたことから、自分で巡ってみようと思います。 今回は御所東、寺町通沿いのゆかりの場所を行きました。 1) 廬山寺 紫式部邸宅跡と伝わります。ここ…

黒田百年桜

左京区京北に桜を見に行きました。 黒田百年桜以外に桜で有名な魚が渕吊り橋、福徳寺も行きましたが、百年桜に合わせたので、残念ながら散っていました。 百年桜は八重の中に一重が混ざる珍しいもので、佐野藤右衛門によって開発されました。春日神社の境内…

興聖寺(織部寺)

西陣の興聖寺は普段は非公開ですので、今回、京の冬の旅で初めて拝観しました。 興聖寺は慶長八年(1603)に、虚応円耳(きいんえんに)を開山として、大名茶人・古田織部により建立されました。 方丈だけは、写真撮影可ということで撮らせていただきました…