大谷大学、大徳寺
通常日曜日は閉校していますが、今日は受験生のための大学見学会が開催されているので開いています。おまけに無料です。
展示物は一切撮影禁止ですので文章だけになりますが。
伊能忠敬博物館蔵の国宝指定の掛け軸忠敬像や測量の道具、記録類が展示されています。目玉はフランスで発見された忠敬製作の地図です。京都の日本写真印刷が補修後、譲渡されたものです。すごい精巧な地図で感心しました。
学生ボランティアの方に説明いただきました。
・地図では京都を経度0度としている。
・蝦夷など未開の土地は、主に既知の長さのロープを用いて測量。
・海上の距離は磁石や天体の動きから測量。
さて、大徳寺にやってきましたが。
入り口に山内図があります。さて、どこを拝観しましょうか。
常時拝観 :高桐院、龍源院、瑞峯院、大仙院
期間限定拝観: 総見院、黄梅院、芳春院など
前に、高桐院に行ったので今回は龍源院、瑞峯院、大仙院に行ってみます。
◆龍源院
畠山義元、大友義長が壇越。東渓宗牧が開祖。
杉苔が美しい龍源庭。
時々変なものを撮ります。「清浄観」。横に外人さんがおられ何を撮っているのか不思議そうでした。
清浄観:仏教用語だそうです。深く内観する時を持ち心の垢を洗い流す作業。
お手洗いとはそういう場所だったのか!
◆瑞峯院
枯山水が美しい。
◆大仙院
古嶽宗亘が開創。
ここの庭園は小さいですが、趣があり、ここの庭だけで特別名勝庭園に指定されています。
他の塔頭は写真可でしたが、ここだけは外側だけ可です。しかたないので外側だけ撮りました。
国宝の玄関だそうです・・・・。よくわかりません。
菩提樹です。さすが禅寺です。釈迦はこの木の下で悟りを開いた。
沙羅双樹です。釈迦が入滅の時にあった木です。本物は熱帯にしか植生せず、日本ではナツツバキがそう呼ばれています。
この木どういうわけか幹が下のほうで分かれるそうです。分かれていないのは双樹ではありません。
樹木つながりで、仏殿の横に大きなイブキがあります。江戸初期に植生されたそうです。天然記念物に指定されています。
このへんで終わりにします。
(2013年6月16日)