衣笠
衣笠といえば、宇多天皇が夏に雪を見たいと言うので、山に白い衣を掛けて雪に見立てたという、何とも風流なイメージがあります。これぐらいにして・・・。
北野からスタートしようとすると、自宅の山科からここまでどうやって行くか、難しいです。
せっかく北野まで来ましたが、今日はあまり時間がなかったので北野天満宮は素通りしました。また、別の機会にします。
ここは小さな神社ですが、渋川春海の天球儀で名を知られており、横の宝物庫で年に数回開帳されるそうです。
参拝した時に結婚式のリハーサルでしょうか、本殿でカップルに神主がご祈祷されていました。
一般には足利歴代将軍の木像が安置されていることで有名です。ただし、江戸時代の作です。
等持院の北に立命館大学が隣接しています。下の写真は立命館大学の南の門の石碑です。あまり知られていませんが、立命館大学の中に等持院の墓地があります。そこには立命館大学設立者中川小十郎や日本画家木島桜谷が眠っています。
立命館大学を通らしていただいて、きぬかけの道の堂本印象美術館に向かいます。
じつは、今回の目的はこの美術館でした。下の写真の東寺小子房の鷲とすいかの襖絵が展示中です。
下の写真の後が金閣小学校、木があるところが後朱雀院の火葬塚、手前の道は小学校の敷地です。火葬塚は小学校から入れないので、裏の路地から行きます。法務局に行って登記簿を調べてみたい衝動に駆られます。
ここから帰途につきます。
(2013年6月9日)