2014-10-05 祇園閣 日記 #歴史 今日は祇園閣が公開されているので行ってみました。 祇園閣は大雲院の敷地内にあります。大雲院は日頃は拝観出来ません。 大雲院は本能寺の変で亡くなった織田信忠(信長子)の菩提を弔うために貞安が建立しました。当初は旧二条城(烏丸御池)にありました。ちなみに大雲院という名は信忠の法名からきています。 その後、秀吉の都市改造で寺町に移転させられ、1972年まで四条河原町の高島屋のところにありました。 現在地は京都一の繁華街なので、高島屋の増床のため現在地に移りました。現在地は大倉喜八郎旧邸でありましたが買収して移転しました。たまたま、そこの敷地内に祇園閣がありました。したがって、大雲院と祇園閣のゆかりはありません。 祇園閣は大倉喜八郎が祇園祭の山鉾を模したもので、設計は伊東忠太です。火の見櫓のような建物で、階段が急でした。 住民のプライバシーの保護だそうですが、東山にある背の高い建物・祇園閣、知恩院三門、金戒光明寺三門はいずれも上からの写真撮影が禁止されています。 (2014年7月13日)