京滋探訪

2013年にブログを開設しました。京都の各地に行って見聞きしたものや感じたことを書いています。

祇園閣

今日は祇園閣が公開されているので行ってみました。
 
祇園閣は大雲院の敷地内にあります。大雲院は日頃は拝観出来ません。
大雲院は本能寺の変で亡くなった織田信忠(信長子)の菩提を弔うために貞安が建立しました。当初は旧二条城(烏丸御池)にありました。ちなみに大雲院という名は信忠の法名からきています。
その後、秀吉の都市改造で寺町に移転させられ、1972年まで四条河原町高島屋のところにありました。
現在地は京都一の繁華街なので、高島屋の増床のため現在地に移りました。現在地は大倉喜八郎旧邸でありましたが買収して移転しました。たまたま、そこの敷地内に祇園閣がありました。したがって、大雲院と祇園閣のゆかりはありません。
 
祇園閣は大倉喜八郎祇園祭の山鉾を模したもので、設計は伊東忠太です。火の見櫓のような建物で、階段が急でした。
住民のプライバシーの保護だそうですが、東山にある背の高い建物・祇園閣、知恩院三門、金戒光明寺三門はいずれも上からの写真撮影が禁止されています。 
 
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(2014年7月13日)