2014-12-31 平岡八幡宮 日記 #歴史 平岡八幡宮は空海が宇佐八幡宮を勧請し、神護寺の鎮守社として809年に創建しました。その後足利義満によって再建されました。 神護寺はその前進は和気清麻呂の神願寺と高雄山寺の延暦年間(782-806)合併に始まりますが、空海の神護寺の入寺は809年ですので、平岡八幡宮の創建と同じ年です。 石清水八幡宮の創建が貞観元年(859)ですので、それよりも古く、山城国最古だそうです。 行ってみると参道の紅葉がきれいでした。 拝殿 ここは歌舞伎 靭猿の舞台背景になっています。 椿も有名です。 下の木は葉がカエルのような形状のめずらしい椿です。 本殿 花の天井を拝観しました。宮司さんが説明くだささりました。 江戸時代に画工・綾戸鐘次郎藤原之信により内陣外陣に様々な花木や文様が描かれました。 学術調査により岩絵具にラピズラズリが使われていることがわかりました。また、長押より新たに狩野派絵師・山本探淵の名が発見され黒漆、赤漆がふんだんにつかわれていることがわかりました。 宮司さんは神社でお金が増えますようにと祈るのは間違い。三度々々のごはんが食べられるのが宝です。お金が入ってくることではありません。言われていました。 受付で大福茶(皇服茶とも)をいただきました。 (2014年11月30日)