2019-01-03 禅居庵 日記 #日本史 建仁寺塔頭・禅居庵の摩利支尊天堂へお参りに行きました。ここも、護王神社と同じく、亥にゆかりがあります。摩利支天はインドの神様で、陽炎mariciと言います。mirage(蜃気楼)と同じ語源だったと思います。 陽炎というのは実体のないまぼろしということから、傷つけられ、害されることが無いところから、戦国武将に摩利支天信仰が広がったと言われています。 摩利支天は日本では猪に乗った容姿であることから、今年の干支にちなみ、多くの方が、参拝されていました。特に今年は、亥年ということで、年始に尊天の厨子を開放されていて、御姿を拝観できました。 (2019年1月3日)