京滋探訪

2013年にブログを開設しました。京都の各地に行って見聞きしたものや感じたことを書いています。

初午大祭

2月初午の日に、伏見稲荷大社の初午大祭に行きました。晴天で多くの参拝者がいました。拝殿の奉納供物が大変立派なのに驚きました。

イメージ 6


イメージ 5

イメージ 1

伏見稲荷大社主祭神の宇迦之御魂神(うがのみたまのおおかみ)、佐田彦大神大宮能売大神(おおみやめのおおかみ)、田中大神、四大神の五柱を祀っています。創建は和銅四年(711)二月初午の日と伝えられ、本日、初午大祭が挙行されています。しるしの杉が授与され、授与所で買い求めました。しるしの杉は杉の枝木とおたふくの面を組み合わせたもので、平安時代から続く習俗です。
しかし、平安時代には多分、おたふくのキャラクターはなかったと思いますので、自論ですが当時は杉の枝木だけだったと推測しています。江戸時代の国学者平田篤胤は祭神の大宮能売大神は天鈿女命(あめのうずめのおおかみ)の別名であると説いていて、さらにそれはおたふくであると言われていますので、そのあたりからおたふくの面が付けられたのではないかと思います。

イメージ 2



イメージ 3



イメージ 4


(2019年2月2日)