石清水八幡宮
石清水八幡宮本殿は男山の山頂にあります。麓に一ノ鳥居(下の写真)があり、山頂まで歩いて行けますが今回はロープウエーを利用します。
ロープウエーに乗る前に、一ノ鳥居の近くの五輪塔を拝見しました。五輪塔は航海記念塔といい、高さ6mのかなり大きなものです。五輪塔の下に私のナップサックを置いて写真を撮りました。その大きさがわかると思います。むかしここにあった極楽寺の遺物だそうですが、その由来は説明板にあるようにいろいろ説があるようですが、圧倒的な存在感があります。
ロープウエーに乗って山頂まで行きます。
本殿内は撮影不可でした。本殿は内殿と外殿を相の間を介して前後に並置する形式で八幡造と言います。今回の拝観目玉は黄金の樋と彫刻の目貫の猿です。黄金の樋は内殿と外殿が並置している間にあり、内殿、外殿の二つの屋根の勾配がV字型になる軒に雨樋として設置されています。織田信長から寄進されたそうです。
目貫の猿は本殿の裏口にあります。左甚五郎作で猿が抜け出さないように目に楔が打ち込まれています。
(2019年4月27日)