京滋探訪

2013年にブログを開設しました。京都の各地に行って見聞きしたものや感じたことを書いています。

寺町通り2(革堂、下御霊神社)

御池通りを横断して寺町通りを上がります。洋菓子の村上開進堂菓舗、お茶の一保堂を過ぎたところに革堂・行願寺があります。西国三十三箇所音霊場(十九番札所)で唯一の尼寺で、都七福神の寿老神としても有名です。

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境内に鎮宅霊付神も祀られています。

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寺町通をさらに上がると、下御領神社があります。駒札にもあるように平安時代初期に神泉苑御陵会で祀られた早良親王伊予親王藤原吉子藤原広嗣橘逸勢、文屋宮田麻呂、吉備聖霊(真備でしょうか)、火雷天神の八所御陵を出雲路に祀ったのが始まりと言われています。
もとは上御霊社の南、御所の西、現在地と転々としています。


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江戸時代の下御霊社の宮司神道家・山崎闇斎の弟子であったことから、猿田彦社に山崎闇斎を祀る垂加社を相殿として合祀されています。

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神社の横に、民家か倉庫でしょうか出入り口の上に寺院の破風が付いています。破風は雨除けと思いますがあまり見ない光景で面白いです。こういうのが見られるのも街歩きの楽しみの一つです。



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(2018年9月16日)