寺町通り3(清荒神、廬山寺)

寺町通りを上がり、丸太町通りを超えて行きます。

京都御所を左手に見ながら進むと、京都市歴史資料館があります。「明治150年 京都、写真の時代」特別展示をしていたので入りました。普段はほとんど見学者がいないですが、明治期の古いカメラが展示されていたからでしょうか、いつも以上に人が入っていました。ここは無料でトイレもあり、休憩もできますしお薦めです。

鴨沂高校を超えてから、清荒神の護浄寺があります。また観音堂の准胝観音は洛陽三十三観音霊場の三番札所です。

廬山寺は良源（元三大師）の与願金剛院に始まります。角田文衛先生がこの地を紫式部邸宅跡と特定されています。また寺の奥に慶光天皇の陵墓もあります。慶光天皇は光格天皇(今上天皇直系の先祖)の父で、身位は親王ですが、一般的に天皇の称号は与えられていませんので、あまりなじみはないです。

ここの如意輪観音は洛陽三十三観音霊場の三十二番札所です。

(2018年9月16日)