京滋探訪

2013年にブログを開設しました。京都の各地に行って見聞きしたものや感じたことを書いています。

法琳寺

今週末、新型コロナウイルス防染のため家でゴロゴロしていましたが、人の集まるスポーツジムにも行けず、運動不足になるので、家から徒歩で行ける小栗栖山中の法琳寺跡に行きました。

実は法琳寺の存在は、昨年、京都埋蔵文化研究所の講演会で初めて知りました。

小栗栖に白鳳時代の寺院があったそうです。孝徳天皇の御代に、斉明天皇の勅で、中臣鎌足の子・定恵により太元堂を建立したことに始まります。入唐僧・常暁が太元師法を法琳寺で行いました。その後、醍醐寺理性院に修法が引き継がれました。

明智藪の近くになりますが、場所がはっきりわからず少し探しました。石碑は竹林の中に埋もれていました。江戸時代まであったそうですが、その後廃寺になっています。

 


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                                                                                                                      (2020年3月8日)