法琳寺
今週末、新型コロナウイルス防染のため家でゴロゴロしていましたが、人の集まるスポーツジムにも行けず、運動不足になるので、家から徒歩で行ける小栗栖山中の法琳寺跡に行きました。
実は法琳寺の存在は、昨年、京都埋蔵文化研究所の講演会で初めて知りました。
小栗栖に白鳳時代の寺院があったそうです。孝徳天皇の御代に、斉明天皇の勅で、中臣鎌足の子・定恵により太元堂を建立したことに始まります。入唐僧・常暁が太元師法を法琳寺で行いました。その後、醍醐寺理性院に修法が引き継がれました。
明智藪の近くになりますが、場所がはっきりわからず少し探しました。石碑は竹林の中に埋もれていました。江戸時代まであったそうですが、その後廃寺になっています。
(2020年3月8日)