京滋探訪

2013年にブログを開設しました。京都の各地に行って見聞きしたものや感じたことを書いています。

大御堂観音寺

京田辺の大御堂観音寺に行きました。近鉄興戸駅で下車し徒歩で向かいます。
途中にある同志社京田辺校のキャンパスを抜けて行きます。
キャンパスの正門を入ったところに継体天皇の筒城宮伝承地があります。筒城宮の所在地は不明ですが、京田辺校の住所である京田辺市多々羅都谷の都谷という地名が筒城宮の都谷と同一ではないかという根拠によるものだそうです。
また筒城宮にあった筒城寺が大御堂観音寺を中心とした広大な寺院であったとする説もあります。

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京田辺校を抜け、大御堂観音寺を目指します。拝観の方は多くないいのでゆっくりできます。天武天皇の勅願で義淵の開基、門下の良弁が伽藍を増築したと伝わります。拝観料を納め本堂を案内いただき、国宝の十一面観音菩薩立像(木心乾漆像)を開帳いただきました。普通はお前立だけですのでおすすめです。
このあたりは京都府とはいえほぼ奈良ですので南都の影響が強く、観音寺も興福寺の末寺だったそうです。

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(2018年6月2日)