清水寺あたり
今日は京都一の観光地の清水寺あたりを探訪します。
普通なら五条坂を登って行きますが、今日は五条坂の登り口から枝分かれしている小路を行きます。この道は大谷墓地(西大谷)から清水寺に続く道です。お墓参りの方は通りますが、観光客はあまり見かけませんし、いても外人さんの方が多いように思います。
しばらく行ったところに親鸞聖人荼毘所があります。親鸞は延仁寺で荼毘に付されたというのは間違いないようですが、当時の延仁寺の所在地がはっきりしないようです。前にブログで滑り石の延仁寺の親鸞聖人荼毘所のことを書きましたが、そちらは真宗大谷派が提唱しています。こちらの西大谷にほど荼毘所が当時延仁寺があった場所であると浄土真宗本願寺派(西大谷)が提唱しています。
道の山側に寺院が点在しています。どういうわけか法華宗が多くあります。
妙見堂は架け造りで見晴らしがいいです。
下の写真は小路の上のほうの清水寺にほど近いところからの眺めです。写真の両側一面にお墓がびっしりと埋まっています。墓石もこれぐらいあると壮観です。
ところで、この大谷墓地はもとは知恩院山門北側にあったのを徳川幕府の政策により現在地に移転しました。墓石もそんなに古いものはないようです。いまでも分譲しているとか。信仰に篤い人は聖人のお近くで眠りたいとからしいですが。
また、この墓地には有名人も多く眠っているとか、広すぎてわかりません。